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第 1 に寺院というものが現代社会の中で持たされている存立意義であり,
第 2 にその寺の成立と教団における存立意義であり
第 3 にその寺自身の日常活動(法務と寺族生括)の在り方であり,
第 4 にそれを利用する檀信徒たちが寺という施設に何を求めているかを挙げ
たい。
現代、寺院の多くは民衆の祈りの場所であり,精神的安息の場所と言い
たいところであるが、どれだけ日常生活に関わっているのか、葬儀寺院と
なつているのか、日々のお祈りの場として、一般人まで衆参する場となる
のか、その差はおおきい。
地域社会の開かれた活動的空間としての要求を取り入れる事ができて
宗教活動以外の活動でも寺院に人々が日常的に集まることができること
が、生きた宗教活動となるのでないだろうか?寺人の心が開かれている
事が重要で、そのためには兄弟寺、上部組織の賛同参加が有れば相当
な広がりがある。
それらの要求が、新しい寺院建築空間形態に深く関わってくるし様式ば
かりでなく、すべてををどのようにするかもおのずときまる部分もある。
また新しい形式による寺院の形態をもって古い寺の観念を全部移しえる
必要もないことも確かでしようが,新しい建築表現を必然とさせるような新
しい寺院機能を寺自身が確認する必要があるのでないでしょうか、
現代の寺院建築に意欲を持つ設計者と住職・檀家とが近代寺院の在り
方を検討し,伝統的建築表現を充分知りつつ、寺の新しい日常活動
要求を充分発揮できる建築空間を建築表現をその構造・意匠ならびに
設備の計画に積極的にとりいれて、今日の生きた宗教心を造形的に表現
し,かつ教団としての生命も生かすように努力していくことが必要でしょう。
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